前回に続き千葉研修1日目の後半「施設見学編」です。実験を行った研修棟から同じ施設内の緊急被ばく医療施設へと場所を移しました。

今回は文理特進コース2年生の古澤澪さんによる紹介です♩ 実験を終えた後、放医研の施設見学をさせていただきました。実際に被ばくしてしまった方々が運ばれる病院に入らせていただき、体内の被ばく濃度を測る機械や福島第一原発の事故の時に患者が実際に運ばれてきた場所、その説明、様々な装置などを見せていただきここでしか体験できないことをさせていただきました。 見学後、質疑応答の時間も設けていただき話題になっている福島第一原発の処理水の危険性などについて教えてもらえました。専門家から見ても処理水を放水することはまったく危険ではないと聞き安心しました。 病院施設の見学が終わったあと、被ばく患者の方などを運ぶためのいわゆる救急車の中も見させていただけました。普通の救急車を使わないんだな、とここでも勉強になりました。 模擬施設ではなく、実際に使用されている施設を見ることができてすごく良かったです。この体験は決して忘れることはないだろうと思いました。