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理科・・・教科を超えた学びがスタート!
2023.07.05
「放射線」という題材をもとに高校1年生の化学基礎及び、地学基礎で横断型授業(4時間)を実施しました。
化学基礎と地学基礎が連携することで、多角的な学びとなるようカリキュラムを構築しました。講義と実習を織り交ぜることで生徒達が身の回りにある放射線への興味関心が高まること、そして科学的・論理的に物事を判断する能力(科学的リテラシー)の向上が期待されます。
化学基礎では、「放射線」は正しく扱うことで私たちの生活に役立ち、豊かさをもたらしてくれているものだと知りました。
まず、放射線の種類や、身の回りにある放射線(食材や宇宙、大気中にも)のことなど基礎的なことを学び、次に食塩など身近な物から放出される放射線を測定する実験を通して、知識だけでなく実感を伴った学びとなりました。
地学基礎では、化学基礎で学んだ知識から「放射線が私たちに与える影響」を数値的に捉えて考察したり、実際の事例を元に安全性は何に起因するのかを知りました。
東日本大震災を例に放射性物質の種類や半減期について知り、「放射線のあり・なし」だけでなく種類や線量など総合的に捉える必要性を知りました。
これから社会や家庭科などの授業、夏期特別講座や外部団体との連携による課外研修など生徒の成長する機会が盛りだくさんです!