大阪高等学校 学校法人 大阪学園

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【Nプロジェクト】大阪・関西万博プレイベント最終日

大阪・関西万博プレイベント最終日
2月13日から参加させていただいたプレイベントもいよいよ最終日。
連日、予想以上に多くの方にブースを見学いただいたため、急遽大阪から生徒に駆けつけてもらいました。
とっっても嬉しい悲鳴です!ご来場いただいた方、ありがとうございます。

最終日はメインステージでの発表も控えているため、生徒9名、教員4名、京都大学から4名の総勢17名で臨みました。

13:10から始まったメインステージには
Nプロジェクト代表の中村秀仁氏(京都大学・複合原子力科学研究所)と、
大阪高校からプロジェクトリーダーの宮本聡(キャリアレディネスセンター長・国語科・芸術科)、
生徒は西中聖虹(3年)・寒川琴音(2年)・南井真帆(3年)・樋野裕斗(3年)が登壇しました。

オーディオコメンタリー形式で、昨年の取り組みをまとめた「わたしたちには文系・理系関係ない」を上映しながら、
活動秘話や生徒の声を届けました。

令和5年から、中村助教とともに立ち上げたプロジェクト。
立ち上げ当初は、色んな疑問や声が大きかったのも事実です。
✦どうして学力平均層の生徒に科学を広めるの?
✦一般的な学力の生徒が、どこまで出来るのだろう?
✦文系の子達は参加しないのでは?
✦教員の理解や協力を得るのは難しいのでは?
しかし、日本全国津々浦々、まさに北から南まで科学の普及に努めてきた中村助教には、その中で芽生えた強い思いがありました。
「もともと科学に興味のある子ではなく、興味のない子へ広げることこそ社会的意義のある教育活動であり、科学に理解ある社会つくりに必要なことだ」
こうして、ボリュームゾーンの生徒を対象とした科学的リテラシー涵養の教育的手法確立にむけた取り組みが始まりました。

結論から言うと、
生徒2,000名への科学教育の展開にチャレンジしながら、希望したファーストペンギン約200名が活動する中で、文系/理系関係なく面白がって学び出す生徒を目の当たりにしてきました。

今回ブースで発表してくれた生徒の姿、堂々と一生懸命に発表する様子を見ていると、科学的な興味関心の広がりだけでなく、学びを通して成長する伸びしろにも無限の可能性を感じます。

【北村尚氏(量子科学技術研究開発機構)による「身の回りの放射線・放射性物質」講義】

中村助教と本校教員による「ABクイズ」では手と身体を動かすなど講義の工夫が
本校生徒のインプットに灯をつけました。

今回登壇した生徒から、
「参加型の講義だったので答えはどっちかな?と考えたり、その後で解説聞いてメモを取っていると、
聞くだけの講義より頭も手もフル回転して楽しく受けることが出来ました」
「内容は基礎的なことが中心なので分かりやすくて、そこから湧いた疑問や興味から、自分で調べるようになりました」
と発表していました。

また手書きスケッチブックについても、
「文字をパソコンで打つよりも、一言一言の言葉にこだわったり、色やレイアウトを考えることができました。
愛着のある発表ツールとして個性も出せたのではないかと思います」
と自分のスケッチブックを見せながら話していました。

メインステージを終えてからもプレイベント終了時間まで本当に多くの方に来ていただき、
Nプロジェクトとしても高校生の成長という点でも実り多いイベントとなりました。

最後には、大阪・関西万博にむけたクロージングを行い、成功を祈念して終了しました。
本番に向けて、今後の活動をお楽しみに!!

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