Nプロのメンバー（生徒・教員42名）は、京大ウィークスの一環で令和5年10月28日（土）大阪府熊取町にある京都大学複合原子力科学研究所で開催された講演会を聴講さらに施設を案内してもらいまいた。

＜記念講演＞　13:00-16:00

早稲田大学　白川芳幸先生　テーマ：放射線の利用最前線～過去から未来へ、細胞から宇宙まで～

京都大学　中村秀仁先生（本校卒業生）　テーマ：微弱な放射線による計測～高校化学リテラシー教育～

講演会では、白川先生と中村先生の講演を真剣にノートをファーストペンギンの姿が印象的でした。また施設見学では、実際に中村先生や研究者の皆様が使用されている施設に足を踏み入れました。研究炉をはじめ様々な施設を見学ができたことは、貴重な経験となりました。普段、私たちが過ごしている日常より一段階上のセキュリティレベルがしかれており、事前申請から当日の身分確認まで厳格な管理体制を間近で見ることが出来ました。実際に管理区域への入退を目の前にして感じた独特な緊張感は今も残っています。

〈生徒たちの声〉

・がん治療について興味は持っていましたが、いまいちどのようなものか分かっていませんでした。今回の施設見学で、がん治療の装置を実際に見学したり、ホウ素を使った治療などを詳しく聞く間に、よく知らなかったものがちゃんと知識として身に付き、よりがん治療に興味を持てました。

・最先端の医療技術を見て、少し前まで有害だと思っていた放射線が実際どのように治療に使われているのかが分からなかったので、その現場を実際に見学できて勉強になった。