探究コース
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大阪高校の「探究コース」ってなにしてる?#02
2022.10.11
中学3年生のみなさん、こんにちは。「高校どこ行こうかなぁ…」と考えている中で、何かきっかけがあって「大阪高校」の「探究コース」と出会い、ここへ来ていただいたあなたへ、大阪高校の探究コースがいかに”オモロイ”ところなのか、少しずつ紹介していければと考えています。
今回で2回目です。
1回目はこちらです。 https://www.osakashs.ed.jp/inquire/18388.php
前回はこのような写真を見てもらい、
探究コースが大切にしているキーワードを考えていただきました。
これは、探究コースの普段の授業のワンシーン。
立ちながら楽しそうに自分の考えを表現しているシーンです。
探究コースに入ると、
他の誰でもない、自分自身のココロとアタマとカラダとコトバで、何かを伝える機会がたくさんあります。
探究コースの生徒さんは、みんながそのような「表現」をできるようになっていきます。
なぜなら、
それこそが「探究活動」を進めていく上で必要なことだからと、前回はここまでお伝えさせて頂きました。
「じゃあ探究活動って…探究ってなに??」
と思ったあなたへ、
今回は「探究」の定義を一緒に考えてみたいと思います。
さて「探究」とはなんでしょうか?
(時間がある人は、まずは調べてみてください)
辞書でしらべると、
物事の真の姿をさぐって見きわめること。「学問の―」
(広辞苑第六版)
[名]スル物事の意義・本質などをさぐって見きわめようとすること。「真理の―」「生命の神秘を―する」(大辞泉第二版)
と出てきます。
【真の姿・意義・本質】を【探る・見きわめる】
「探究」には、こういうキーワードがあることが見えてきます。
ちなみに、
20年以上前から「探究」の授業を続けている
京都市立堀川高校では、「探究」をこう定義しています。
【正解の用意されていない問いに対してより良い答を導き出そうとする営み】
※引用元: 「探究の海図」(京都市立堀川高等学校)
世の中の多くの問題には、「正解」は用意されていません。
あなたが持った「?」も
答えを出せるのはあなたしかいません。
だからどんな時代でも、
世の中の出来事を多角的な視点で捉え、
本質を見きわめるようとする姿勢。
そして、
正解の用意されていない問いについて、
前を向きながら考え続けられること。
つまり「探究」のチカラが大切になってくるということです。
豊かな人生を、自ら創るために。
ぜひ探究の扉を開いてみてください。
今日は「探究」の定義について考えてみました。
最後まで読んでいただいたみなさん、T(h)ank you so much!
またお会いましょう!
文責: 探究基礎担当者: 芹澤