進路体験記第13回目は、
* 京都産業大学経営学部 合格 *
総合進学コース(文系) 徳重大樹くん
にインタビューをしました!
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Q.各学年でどのように過ごしていたか教えてください。
まず初めに、僕は他の進路体験記の方達のように真面目に取り組んできたとは言えない学校生活でした。1年生の頃から授業では殆ど寝ていたり、勉強面など色々な面でサボりがちで、「こんな勉強何に使うんだ」と理由をつけて勉強から逃げていました。評定や定期考査の点数など何も無いくせに「なんとかなるやろ。」と根拠の無い自信だけは一丁前に持っていました。2年生になっても何も行動しないまま時間だけが過ぎていました。
Q.そんな風に自身を振り返る徳重くんが”大学合格”にまで至りましたが、進路に向けてどう動いていましたか?
1年生の時にプレゼン大会で優勝して、自分はプレゼンや言語化をする事などが人より得意なんだなと自覚しました。その時から「AO入試」を視野に入れていました。3年生になり初めて進路について取り組もうと思い、夏のInterludeCampに参加して、3日間自分と進路に向き合う事で受験スイッチが入りました。今思えばここがターニングポイントだったと思います。
部活を引退してすぐに1次試験の志望理由書や小論文の対策に取り組みました。1次試験が通ると、2次試験のプレゼンに向けて色々な先生に見て頂いたり、それをビデオで見直したり、友達が入試で使う志望理由書やプレゼンを見てアドバイスをしたりして″客観的に見る″という事を意識しました。
Q.合格したときの気持ちを教えてください。
正直受かるとしか思っていなく、あれで落ちたら仕方ない。と思えるぐらい自分の入試に向けての取り組みには自信がありました。
2次試験の当日にみんな応援メッセージくれたんですけど、1番応援してくれてた1人が寝坊して送ってこなくて(笑)そんな事があったお陰で緊張もほぐれてリラックスして力も出し切ることが出来ました。
家で寝転びながら携帯で結果を見た後やっと終われると少し安堵して、すぐにマリカーしました。学校に行っても担任やクラスメイトに「あぁ、受かってた」と澄ました感じで言ってました。今思い返せばダサっ!調子乗ってるな〜!と思います。
★後輩へのメッセージ
進学する事だけが、夢がある事だけが、正解ではないです。今進路で迷っていたり、考えていない人が大半だと思います。進路という大きな壁で気持ちが折れてしまう事があるかもしれません。前を向くことは大事ですが、時には寄り道をしたり、立ち止まったり、後ろを振り返ることが次に繋がる事もあります。いつも前を向くことだけが正解とは限りません。たくさん悩んで、たくさん考えて、たくさん諦めて、自分が進む道を決めてください。自分が決めた道を信じてあげてください。
そして、過去の私が思っていたように「なんとかなる」という事はありません。なんとかしようとしなければなんとかなりません。
私の好きな言葉に「為せば成る 為さねば成らぬ成る業を 成りぬと捨つる人は儚き」と言うものがあります。自分から行動を起こして下さい。そうする事で少しでも見える景色が変わってくるはずです。しかし学生の本業は遊びだと私は思います。いっぱい笑って!遊んで!恋して!青春して!ちょっとだけ勉強して束の間の高校生を楽しんでください。高校時代のかけがえのない時間や経験は宝物になって返ってくるはずです。いつか必ず戻りたいと思う時が来ると思うので今を大事に生きてください。いつでも力になるので必要な時は呼んでくださいね!
★担任より
彼は、やるときはやる!というメリハリをつけることが得意です。入試のプレゼンテーションに取り組むときも必要なことを考え、行動できる彼の力を生かしきった結果、目標を達成できたのかなと感じています。卒業後も成長していく姿を期待しています!
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後輩へのメッセージ、、、読んでいて思わず「うんうん!」と頷いてしまいました。高校生活でたくさんの経験をして次のステップを見出していく大切さや、自身の強みを客観的に捉え、それを武器に変えて進路を実現した徳重くんのお話でした!
また、次回の更新をお楽しみに~(^^)/