知識と工夫が試される実験考査
３年生総合コース理系の『物理演習(２単位)』で実施した実験考査の様子です。３年総合コースでは『物理』と『物理演習』で単位が別れており、『物理』の考査は通常の筆記試験でしたが、『物理演習』の考査では実験を考査として扱う試みをしました。試験内容は、プリズムや水、空気、油などにレーザーポインターを照射しその屈折角などからそれぞれの屈折率を算出するものでした。実験の最中の態度や工夫、そして普段の実験から使用している実験ノート、こちらからの課題が示されたレポート用紙。すべてを総合的に判断し評価をします。このテストでは携帯以外はなんでも持ち込み可で、テスト内容は一週間前に告知済みのため、生徒たちの実践力を測ることに特化した考査となっています。生徒たちは悪戦苦闘しながらも持ち込んだ教科書や参考書を読み、自分たちなりに考えて最善の実験を行うべく創意工夫を凝らしておりました。