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【Nプロジェクト】『近畿大学 夏の科学イベント参加』
2024.09.27
セカンドペンギン夏の研修として、8月2日(金)に近畿大学に行ってきました。ちなみに私、母校が近大付属なので懐かしく思いながら歩いていたのですが、大学周辺は新しい施設が建ち並び、当時と全く異なる風景でした。
さて、今回は関西原子力懇談会主催の科学イベントです。
医療・放射線・エネルギー分野で原子力を利用する大学・企業が集まり、大学生や大人から現場の話を聞くチャンスです。
午前は希望によりAチームは原子炉の見学、Bチームはロボット操作体験に参加しました。
Bチームは株式会社ATOCSさん協力のもと福島の原子炉建屋で除染作業を行った小型遠隔除染装置「RACCOONⅡ」の操作や、AI搭載四足歩行ロボットSpot(Boston dynamics社)の操作体験をしました。
前方カメラを見ながら蛇のような動きをするRACCOONⅡに苦戦しながらもお手玉を所定の場所に移動させる体験をしました。
Spotは腹部の電池交換をする際、犬のゴロンの姿勢をとるらしく、「かわいい!」とみんな声を上げていました。
・・・とはいえ数千万円のロボット。スムーズにスラローム走行をし、段差を越え、アームで物を掴めます。ゲームのコントローラーを握り、楽しそうに体験していました。
また、大阪科学技術館の方からはエネルギーとしての水素利用について説明と実験をしていただきました。
水素爆発の威力たるや!
水素と酸素を閉じ込めた小さな小さなシャボン玉に着火すると「ボンッッッ!!!」と大きな爆発音がして被せてあるコップが天井まで打ちがりました。
「あんなに小さいのに?!!」とみんなビックリです。その他にも水素電池の解体や紐を擦って熱エネルギーを作り出す実験など楽しく学びました。世界がカーボンニュートラルの実現に向けて取り組む中、水素や代替エネルギーに関する実用例、万博での活用などを知る貴重な機会をいただきました。
午後は20分ずつ各企業や近畿大学、福井大学をはじめとする学生のブースをまわり、研究内容や磁場コイルの紹介など聞き、生徒達は様々な関わり方があることを学びました。貴重な機会をいただいた関西原子力懇談会、近畿大学の皆様ありがとうございました。
《近畿大学内HP》
http://kindai.ac.jp/rd/research-center/usr/sdgs/topics/20240726/
《関西原子力懇談会内HP》
https://www.kangenkon.org/event/20240802/index.html