【放射線取扱主任者講習を受講して】

放射線に関するプロジェクトが学内で始まることを知り、「何か面白そう、わくわくする」という気持ちを抱いたことが、私たちが放射線に興味を持つきっかけでした。その後、京都大学の中村先生とお話しする機会などもあり、ますます「放射線」というものがどういうものなのか知りたい気持ちが膨らみました。そのような経緯があり、国語科・英語科・社会科の教員３名が放射線取扱主任者（３種）の講習を受けることになりました。

今回の講習を受けるにあたって、「放射線についての知識は何もない、そもそも文系教員が講習内容についていけるのだろうか」という不安がありました。２日間の日程で、放射線とは何か、放射線の測定実習、放射線が人体に与える影響と防護についてなどを、専門家の先生方から学びました。講習を受けるまでは、「放射線＝怖いもの」というイメージが強かったです。ただ、放射線について丁寧に学んでいく中で、放射線は身の回りのものからも出ていることや、安全管理を徹底することで私たちの社会に有用だということを知りました。この講習を受けて、馴染みのなかった放射線が、少し身近な存在に変わりました。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。