「自販機を探究せよ!」
探究コース「政治経済」（3年生）では、「自販機を探究せよ!」というミッションに個人で取り組みました。それぞれが地元や出かけた先で見つけた自販機について、「位置関係」「土地柄」「価格帯」「販売戦略(予測)」を分析し、プレゼン発表しました。

素朴な疑問「そういえば、駐車場の精算機の近くに、よく自販機を見かけるなぁ」
→「そうか、お札を崩して小銭を作るために利用されるのか!」

素朴な疑問「50 円とか、時には 20 円というありえないくらいの破格でジュースが売られる自販機がある。なんでこんなに安いんだろう」
→「実際に買ってみると賞味期限間近のものばかり。そうか、普通の店では売れないものをここで在庫処分しているんだな。破棄するにも一定のコストがかかることを考えたら、もしかしたら仕入れ値はタダなのかもしれない。実際に自販機オーナーを取材してみようと思った」

◆「災害用ベンダー」とか自販機はインフラの一部になってる!(気づき)
→他にもどのような利用価値があるだろう?(次の問い)

日本は人口あたりの自販機設置台数が世界一です。それは治安の良さの証左でもあります。当たり前に存在する自販機から多くのことを探究でき、次の「問い」が見つかるワークショップとなりました。　（大阪高校の教育実践より）