大阪高等学校 学校法人 大阪学園

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文理特進(3年)ディベート決勝戦 ≪総合的な探究の時間≫

大阪高等学校 文理特進コース3年生 総合的な探究の時間

文理特進コース3年生のライフデザイン[ 総合的な探究の時間 ]で、1学期間ディベートに挑戦しました。ディベートを通じて、単に「わかること」を積み重ねるだけでなく、「わからなさ」と向き合い、前提である知識を疑うという、大学や社会で求められる深い思考力を育みました。生徒たちは、個人戦からチーム戦まで、多岐にわたる社会性の高いテーマに真剣に向き合いました。例えば「制服は必要か」「移民を受け入れるべきか」といったテーマから始まり、「原発は必要か」「動物園は廃止すべきか」といったテーマまで、活発な議論が交わされました。特に決勝戦では、「安楽死は日本で合法化するべきか?」瞬時に情報を収集し、論を組み立てるスピードを見せ、教員もそのディベートテクニックの磨かれ具合に驚きを隠せませんでした。

左写真:賛成意見を述べ、反対意見の人&ジャッジマンはメモを取り、作戦を練る

右写真:立論タイムでは、各国の情勢や数値情報を調べる

討論後は、どの班も笑顔で同級生を称え合っていました。

 

ディベート決勝戦の様子

このプログラムを通じて、生徒たちは世界を変えていく力を身につけ、行動する想像力と感性を育むことを目指しています。司会を務める生徒からも「ディベートとは、相手を打ち負かすための議論ではなく、『問い続けること』で世界の見え方を変える行為だ」というメッセージが伝えられました。ときには対立しながらも、立場を超えて考える力や、相手を理解しようとする姿勢を育んできたのではないでしょうか。

↑テーマ発表後の立論タイム

↑結果発表

決勝戦では、登壇生徒だけでなく、生徒たちの参加する姿勢や、ディベート大会を盛り上げようとする雰囲気、そしてみんなで何かをつくる姿勢は、審査員から「ピカイチ」と評されるほど素晴らしいものでした。出場者たちは非常に緊張しながらも、本気で議論に臨み、会場にいる生徒たちもテーマについて自分なりの意見を考え、全員が一体となってディベートの価値を高めようと取り組んでいました。

 

左写真:本番司会

右写真:司会の打合せ

【司会生徒の感想】

司会をしてみて、今までに大勢の人の前に立って話す経験がほとんどなかったので、とても良い経験になりました。また、台本通りに進行出来なくなったときに、臨機応変に対応して立て直すことが出来たのでよかったです。大阪高校を卒業したら、何事にも自発的に行動しさまざまな経験や能力を手に入れ、自分のものにできるようになりたいです。

 

 講評1 

このディベート大会で得た経験は、これからの学び、特に大学での小論文や面接といった入試、そして社会で意見をぶつけ合う場面において、必ず役立つ力になります。大阪高校では、この経験を通して生徒たちが「自分が変われば世界は変わる」という感覚を大切にし、未来を切り拓く力を育んでいくことを応援しています。

 講評2 

ディベート大会お疲れ様でした。皆さんの積極的な姿勢やチームで創り上げる姿勢は他校と比べても際立っていました。決勝のテーマ「安楽死の合法化」では、情報収集や論の展開は素晴らしかったものの、「なぜ日本で問われているのか」という視点が惜しかったです。また、事実だけでなく自分らしさや想いを込めることも重要です。今回の経験を糧にしてください。

 講評3 

ディベートを通して皆さんが身につけた力は多岐にわたります。論理性や構成力はもちろんのこと、「なぜこれを問われているのか」「問いのポイントは何なのか」といった「問いの本質」を鋭く捉える視点が非常に重要になります。また、客観的な事実に基づくだけでなく、「より良くしたい」といった“想い”や、「自分らしさ」を主張のなかに含めることで、議論により深みが増します。

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