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科学探究部 淀川の調査に行きました。
2018.08.01
顧問の谷脇です。
7月24日の朝から淀川のある調査箇所に行きました。
目的は、その時間の塩分濃度とCOD(化学的酸素要求量)を調べるためです。
塩分濃度は、その名のとおり塩分の濃度を調べるものです。
COD(化学的酸素要求量)は、簡単に述べると河川の綺麗さを示す指標です。
現在、「環境DNA」に関する研究を行っていますが、この調査箇所における4月の解析データから「クロダイとイカナゴ」のDNAが検出されました。
ここで不思議なこと。
「クロダイとイカナゴ」は一般的に海水域に生息しています。
調査箇所は淀川であり、「川」と名がつくので、海水魚が出るのは不思議ですよね?
そこで、この調査箇所が海水域かどうか?河川の綺麗さはどうか?を調査するために行って来たのです。
午前中でも前週の豪雨明けで非常に暑かったので、熱中症対策を十分にとってのぞみました。
また、この日は、この調査箇所からは「ヨドゼゼラ、ニゴロブナ」といった絶滅危惧種などが検出されましたので、絶滅危惧種などの保全のためにも調査箇所周辺の清掃活動も行いました。
清掃活動の様子(その1) |
清掃活動の様子(その2) |
清掃活動の様子(その3) |
採水の様子 |