ご挨拶

GREETINGS

《 ご挨拶 》

 学校法人大阪学園 大阪高等学校は、2027年、新たな未来へのスタートラインとなる創立100周年を迎えることとなりました。 
 本校は昭和2年(1927年)、創立者である深川重義先生の「教育者としての豊かな見識と情熱」のもと、大阪府中川内郡長瀬の静穏な地に「日本大学大阪中学校」として産声を上げました。以来、激動の昭和、激変の平成、そして新たな可能性に満ちた令和の時代へと、移り行く時代の中で建学の精神である「全人教育」を深く培いながら、一歩一歩確かな歴史を刻んでまいりました。昭和12年(1937年)に、現在の大阪市東淀川区相川の地に移転し、昭和23年(1948年)には戦後の学制改革のもと「学校法人大阪学園 大阪高等学校」へと名称を改め、具体的に社会に適応できる、心身ともに健全な人材の育成に一貫して努めてまいりました。今日にいたるまで、本校を力強く支えてくださった卒業生の皆様、保護者の皆様、そして地域社会や関係諸機関の皆様の温かいご支援とご厚情に対し、心より深く感謝申し上げます。

 この100年という大きな節目を迎えるにあたり、私たちは記念事業のスローガンとして「オモロイ学びの100年目」を掲げました。このスローガンは100周年記念ロゴと合わせ生徒が考案したものでありますが、大阪高校での3年間の学びを振り返った時に、「オモロかった」が一番最初に頭に浮かんだそうです。「オモロかった」は人それぞれ違うかもしれませんが、「この100年間、自分と同じようにたくさんの生徒が大阪高校で、いろんなオモロイ経験をしてきたんだろうな」と思ったそうです。この100周年記念サイトの「「オモロイ」100人メッセージ」のコーナーでも、卒業生たちの「オモロイ記憶」がたくさん紹介されています。私たちが誇るべき伝統と歴史は、決して過去のものではありません。先輩から後輩へ、昨日から今日へ、そして今日から未来へと脈々と受け継がれてきた「大高(だいこう)の精神」を、これからの100年を担う次世代へと確かにバトンを繋いでいくことこそが、今を生きる私たちの使命であると考えております。

 現在、本校ではこのスローガンのもと、生徒一人ひとりが主体的に輝ける教育活動をより一層加速させています。「学校で起こる出来事は全て生徒の成長の材料」という呼びかけのもと、生徒たちは日々多くの挑戦を重ねています。失敗を恐れず、仲間とともに経験を分かち合うことで、自分自身の新しい可能性や面白い一面に出会う。その「オモロイ記憶」の積み重ねこそが、本校の教育の根幹であり、100年間変わらずに校舎へ満ち溢れてきた活気の源泉です。近年では、科学を通じて社会や世界と直接つながる「Nプロジェクト(Nプロ)」など、本校独自の教育実践が実を結びつつあります。国の公式な『白書』に先進事例としての掲載や在大阪・神戸米国総領事館との連携スタートなど、本校の「オモロイ学び」は今や地域を飛び越え、国内外から高い評価をいただくまでに成長いたしました。「Nプロをやりたくて大高に来ました!」と目を輝かせて語る新入生たちの姿は、これからの新しい100年がさらに素晴らしいものになるという強い確信を私たちに与えてくれます。

 この100周年記念特設サイトは、本校が歩んできた豊穣な歴史の軌跡を振り返るとともに、これからの未来に向けた新たな挑戦とビジョンを広く発信していくためのプラットフォームです。卒業生の皆様の今を紹介し、世代を超えた絆を再び強めるための「100人メッセージ」企画や、在校生・教職員が一体となって未来のビジョンを描いた「100周年記念ロゴマーク」の制作など、大高に関わるすべての人々が繋がり、ともに祝うための様々なコンテンツを用意してまいります。

 100周年という節目は、一つの到達点であると同時に、次なる未来へ向かって大きく羽ばたくためのスタートラインでもあります。大阪高等学校は、これからも伝統と歴史を誇りに思いながら、常に新しい時代にも目を向け、「学びの本質」を愚直に追求してまいります。そして、生徒たちが未来の社会をより良く、より面白く変えていく先駆者となれるよう、教育のさらなる充実と発展のために教職員一同、不断の努力を続けていく所存です。

 皆様におかれましては、本校のこれまでの歩みに想いを馳せていただくとともに、これからの大阪高等学校が切り拓いていく新たな世紀への挑戦に対し、より一層のご指導とご鞭撻、そして変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

学校法人大阪学園
理事長 深川博之

大阪高等学校
学校長 平野宏太