Nプロジェクト
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【Nプロ】快挙 国の公式な『白書』に先進事例として掲載
2026.07.31
「白書」という政府刊行物をご存知でしょうか。白書とは、内閣府や各省庁が日本の現状分析と、今後国が進むべき施策・方針をまとめた公的な年次報告書です。国の政策決定の根拠となる、最も権威ある公式文書の一つと言えます。本校が2023年から全校を挙げて推進している「Nプロジェクト」の取り組みが、この度の内閣府が取りまとめる『令和7年度版 原子力白書』に掲載されました。一高校から始まった教育活動が、国の公式な白書において1ページ全体にわたり紙面を割いて紹介されたことは、極めて異例の快挙です。
■ Nプロジェクトとは?
京都大学複合原子力科学研究所の中村秀仁先生(本校OB)との共同研究からスタートしたプロジェクトです。「理系・文系」「得意・苦手」の垣根を取り払い、全校生徒約2,000名と教員約150名が一体となって、先端科学(放射線・科学リテラシー)を通して、これからの時代に必要な「自ら考え、判断し、対話する力」を育みながら、非認知能力の向上を図る、独自に開発した対話型学習です。

街頭や学外でのプレゼンテーションを自ら希望した「ファーストペンギン」たちが、手描きのスケッチブックを手に、科学を『共通言語』に国内外の皆様と熱い対話を繰り広げています。その対話の輪は、大阪・関西万博のわずか6日間だけでも、1万人を超える方々に広がっていきました。

言語の壁は、伝えようとする想いがあれば突破できる――それを証明した生徒たちの挑戦は、今も社会を動かし続けています。

■ 3つのポイント
1. 教育学としての価値
単に知識を暗記させる「科学教育」ではなく、「学び(インプット)」と「対話(アウトプット)」を循環させる独自のカリキュラム。生徒の自己肯定感を高め、誰もが生まれ持つ主体性を開花させることこそが真の狙いです。

2. 「ボリュームゾーン×先端科学」という挑戦
実社会の中核を担うボリュームゾーンの縮図とも言える本校。その7割を占める1400名の文系層までも含む、学校全体を巻き込んだ前例のない試みです。文理の枠を超えたSTEAM教育のアート部門の先進的な好事例として、日本だけでなく海外からも大きな注目を集めています。

3. 持続可能な学校ぐるみの推進体制
特定の教員個人に依存するのではなく、教科横断チームの結成や「校務分掌」への組み込みを実施。学校組織全体でバトンを繋いでいける、持続可能なシステムを構築しました。

■ 未来へつながる「対話」の輪
街頭で出会った社会の皆様からの温かい声は、生徒たちの心に大きな変化をもたらしました。「自分たちの言葉で伝える楽しさを知った」「人前で発表する自信がついた」という前向きな成長は、今や学校の枠を超えて、社会を巻き込み始めています。
「私たちは社会の一部だった」自らの手で問いを立て、確かなファクトに基づいて社会と対話する――。大阪高校はこれからも、不確実な未来に挑む生徒たちの「最初の一歩」を全力で応援していきます!
これからの「Nプロジェクト」のさらなる進化に、ぜひご期待ください。






